もう一度バックアップを考える

思いの外DVDドライブが安そうです。
今回はもうちょっと細かく見てみましょう。

各種ストレージの特徴と容量

HDD:大容量、同期が簡単、信頼性に欠ける
CD-R:メディアは激安、同期に手間、容量が乏しい、書き換えができない(ただし追記可能にして書き込むと空きが無くなるまで追記可能。削除は不可)。逆に、なくしたら困るデータの保存に向く。現在のほとんどのPCがドライブを持つため再生だけはマシンを選ばない
CD-RW:信頼性に乏しい、書き換え能力が乏しい(頻繁な書き換えが苦手)現在のほとんどのPCがドライブを持つため再生だけはマシンを選ばない
DVD-R:メディアは安価、大容量、DVD-ROMドライブとの互換性が高い、1回の書き込み専用
DVDR/W:基本的にDVD-RやCD-RWに同じ。書き換え回数は1000回
DVD+R:基本的にDVD-Rと同じ。高速な書き込みが特徴。DVDフォーラムは承認していない
DVD+RW:基本的にDVD+Rと同じで1000回までの書き換えが可能。DVDフォーラムは承認していない
DVD-RAM:ほかのDVDより幾分扱いやすい、10万回程度の書き換えが可能、カートリッジに保護されているため丈夫(タイプによる)、現時点ではRAMドライブかマルチドライブでしか扱えない、ランダムアクセスが可能
MO:扱いが手軽、持ち運びが容易、1000万回もの頻繁な書き換えが可能、ドライブは高価、規格は上位互換のためドライブが扱える最大容量より少ない容量のディスクも扱える(サイズの違いは吸収できない)、ライトプロテクトが可能
フラッシュメモリ:持ち運びが容易、アクセスが超高速、書き換え回数が非常に多い(100万回)
Hi-MD:MDサイズで最大1GBものデータが保存できる、非常にマイナー
テープ:規格によっては大容量、ドライブは高価、エラーレートが極めて低い、アクセスが超低速
フロッピー:容量が乏しい、扱いが手軽、持ち運びが容易、ほとんどのパソコンで扱える

頻繁にデータが増えたり変わったりするときは書き換えが得意なメディアを選ぶべし。逆に、消えたら困るものはライトアットワンスなメディア、ライトプロテクトが可能なメディアを選びましょう。
MacDVDマルチドライブは希少かもしれません。Logitecがお勧めかな?

私としては次世代MOともいえるDVD-RAMが欲しいですね。MOドライブ買ったばかりだけど、バックアップ先は多ければ多いほど良いし。